▼CRAFTAGE チャーリングチップの3つのポイント

✔️いつものウイスキーを「追加熟成」することで香りとコクを高められる

✔️樽のチャーリングを再現しつつ、過度な木材接触による失敗がない

✔️交換式なので何度でも“理想の味づくり”が楽しめる

いつものウイスキーを「追加熟成」することで香りとコクを高められる

 安価なウイスキーもチャーリングチップで「追加熟成」することで、樽由来の風味が加わりワンランク上のウイスキーとしてお楽しみいただけます。

また、チップの量を増やしたり、減らしたり、熟成時間を調整することで、ウイスキーの味が多様に変化しますので、自分だけのベストな熟成具合を追求する楽しみもございます。

こうした「熟成体験」を通して、ウイスキーの味に対する理解も深まりますので、これまで以上にウイスキーを楽しめるようになるのが、隠れたメリットでもあります。

樽のチャーリングを再現しつつ、過度な木材接触による失敗がない

自宅で熟成を楽しむにはチップの形状がベストであると考えています。

少量のウイスキーを熟成しようと考えた時、一番考えなければならないのが、ウイスキーと樽との接触頻度です。

当初は、本物の樽材を使ってミニサイズの樽を作ろうと考えましたが、小さくすることで、ウイスキーと樽の接触頻度が大幅に高くなってしまいます。

接触頻度が高くなると、より樽の影響を受けやすくなり、嫌な木の香が移ってしまい業界で言うところの「樽に負ける」状態になりやすくなってしまいます。

ウイスキーの製造現場で、試験用としてもミニ樽が使われないのは、そんな理由だからです。

いかに本物の環境に近付けるか？そう考えた時に最適解がチップ形状にするということでした。

樽に保管するのではなく、樽を漬け込むスタイルにすることで、ウイスキーと樽の接触頻度を実際の樽と同じようにすることが可能になったのです。

もちろん問題がないわけではありません。

樽は呼吸する。

つまり外気を取り入れることで、風味に何らかの影響を与えているらしいので、この部分については再現できません。

しかし逆に、エンジェルズシェア（天使の分けまえ）と呼ばれるアルコールの蒸散も起きません。

エンジェルズシェアが起きないから長期熟成の可能性も広がります。

ミニ樽の場合、エンジェルズシェアが発生します。
実はこれが大問題で、市販のウイスキーはニューポット（ウイスキー原酒）のようにアルコール度数が高くないので、長期で保存してしまうと、アルコールが揮発して別の飲み物になってしまいます。

ホワイトオークでいえば、長期熟成することでココナッツ様が現れると言われています。

実際、製品化まもないチャーリングチップでココナッツ様が確認できるとは言い切れませんが長期熟成を試していただける素地があるのは、チャーリングチップだけだと考えています。

交換式なので何度でも“理想の味づくり”が楽しめる

樽は有限です。

熟成とは樽の成分が溶け出すことで、ウイスキーに風味が加わることですので、繰り返し使っていれば段々に効果は薄れて行きます。

ミニ樽にしてしまうと、極論、毎回違う熟成になります。

これはこれで楽しいのかも知れませんが、熟成を探求したい場合には不向きです。

チャーリングチップの場合、基本は毎回交換しますので、同じような条件で熟成を行うことができる。

条件が揃っているからこそ、違いがわかるようになり、知見を深められる。

そして、時には一回使ったチップで2回目の熟成を試してみる。

また別の時には、シェリー酒に漬けたチップ（つまりこれはシェリー樽！）を使って熟成してみる。

アイデアと工夫次第で様々な熟成が試せる柔軟性が、チャーリングチップの魅力なんです。

チャーリングチップのラインナップ

チャーリングチップ熟成セット購入者さま向けに、追加チップをご用意しています。

セットに付属する「ホワイトオーク」に加えて、ジャパニーズオークとして世界的に注目されている「ミズナラ」もリリースしています。

この他、「サクラ」とそれぞれのミディアムチャーver.もリリース予定です。

繰り返し使って頂きたいから、チップ単品はグッとリーズナブルに設定しています。

そのため、セット購入者様だけの限定販売となっております。

いつものウイスキーを多様な熟成で変化を楽しむことで、知見が深まり、高価なシングルモルトの味もより細かく拾うことができるようになる。

つまり、ウイスキーがもっと楽しくなる。

チャーリングチップで提供したいのは、そんな体験です！